令和3年4月14日|ヘヴィランス試薬が新型コロナウイルスに対する不活性化検証で効果が実証されました。
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試験内容 |感染価の測定
試験方法 |ウイルス液対試験薬を1対9の割合で混合し、表1の作用時間で接触 反応後に、生菌数測定用培地で反応を停止させる
Vero E6/TMPRSS2細胞に感染させ、ウイルス感染価を測定(プラーク法)
試験ウイルス |新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)(VOC-202012/01)(501Y.V2)
試験薬 |ヘヴィランスリキッド、コントロールとしてPBSを使用
本試験で使用したヘヴィランスは、新型コロナウイルス3株に対して、 30秒内で検出限界の1.00 x 102 PFU/ml 未満(減少率>99.999%)へと 感染価が減少した。よってヘヴィランスの新型コロナウイルスに対しての 不活化効果が判明した(エンベロープに付着、浸透圧差により糖タンパク皮膜を破壊)。 持続性については、試験薬が脂溶性の高い植物成分で生成されているために、 脂溶性イオンの吸着現象が認められるため、試験薬が噴霧室内に一定時間留まり、 持続的な効果維持が予想される。